アルゼンチンで巨大恐竜の化石発見 大きな頭と短い前脚

東京, 7月8日, /AJMEDIA/

アルゼンチンのパタゴニア地域北部で、巨大な新種の肉食恐竜の化石が見つかった。米科学誌カレント・バイオロジーで、7日までに発表された。
 新種の恐竜は全長約11メートル、体重4トンと推測され、127センチもの巨大な頭骨と短い前脚が特徴。米ファンタジー小説「ゲーム・オブ・スローンズ」に登場する架空のドラゴンにちなんで「メラクセス・ギガス」と名付けられた。
 メラクセス・ギガスは、約9000万~1億年前の白亜紀に、現在より豊かな森林地帯だったパタゴニアに生息していた。前脚は頭骨の半分程度の長さしかなく、発見した研究者は「伸ばしても口まで届かなかっただろう」と話している。

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