アサンジ氏受け入れに「名乗り」 メキシコ大統領、米側に書簡

東京, 7月19日, /AJMEDIA/

メキシコのロペスオブラドール大統領は18日、米政府の機密情報を暴露した罪で英国から米国への身柄引き渡しが固まった内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告について、亡命先としてメキシコが受け入れる方針を表明した。バイデン米大統領に書簡で伝えたという。
 ロペスオブラドール氏は記者会見で「アサンジ被告は深刻な罪を犯していないし、誰かを死に追いやってもいない。人権を侵害しておらず、自由を行使しただけだ。彼を拘束することは表現の自由を踏みにじることだとバイデン氏に伝えた」と強調。メキシコがアサンジ氏を保護すると主張した。
 メキシコは伝統的に政治亡命者を積極的に受け入れてきた。過去には権力争いに敗れたロシア革命指導者のトロツキーや、キューバ革命前夜のカストロ兄弟らが身を寄せた。

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