ひき逃げ容疑で巡査長書類送検 自転車と衝突、女性重傷―兵庫県警

東京, 6月4日, /AJMEDIA/

 捜査車両を運転中、自転車に衝突して女性に重傷を負わせ、そのまま逃走したとして、兵庫県警は3日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、姫路署勤務の男性巡査長(29)を書類送検し、停職1カ月の懲戒処分とした。巡査長は「職を失うかもしれないと怖くなり逃げてしまった」と容疑を認めている。
 送検容疑は3月4日夕、同県姫路市上大野の市道を車で直進中、車道を走る自転車と衝突して転倒させ、逃走した疑い。自転車に乗っていた女性は肋骨(ろっこつ)を折るなどの重傷を負った。
 県警によると、巡査長は衝突後に現場から300メートルほど離れたが、「罪が大きくなってしまう」と思い直し、約3分後に戻ったという。
 福田充宏監察官室長の話 指導教養を徹底し、再発防止に努める。

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