お召し列車を常設展示 さいたま市

東京, 11月1日, /AJMEDIA/

 天皇、皇后両陛下や来日した国賓らが使用する「お召し列車」の専用機として1953年に製造されたEF58形61号電気機関車。その常設展示が、さいたま市の鉄道博物館で始まった。
 全長19.9メートル、幅2.8メートルで、53年から2001年まで90回以上お召し列車をけん引。車体正面だけでなく側面までステンレス製の飾り帯が取り付けられるなど、優美な外観や専用装備から通称「ロイヤルエンジン」と呼ばれた。
 除幕式で、大場喜幸館長は「鉄道ファンをはじめ、多くの熱い視線を浴びている機関車を皆さんに見てもらえるのは光栄だ」と話した。来賓として出席した清水勇人市長は「展示を契機に、鉄道博物館がこれまで以上ににぎわうことを期待している」と述べた。

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