「團十郎」襲名披露興行始まる 新之助さんも初舞台―東京・歌舞伎座

東京, 11月7日, /AJMEDIA/

 歌舞伎の大名跡を継いだ、市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿さん(44)の襲名披露興行が7日午前、東京・歌舞伎座で始まった。
 公演は昼夜2部制。團十郎さんは家の芸を集めた「歌舞伎十八番」から、昼の部では「勧進帳」の弁慶役を勤め、夜の部では「助六由縁江戸桜」の助六役を演じる。また、長男の八代目市川新之助さん(9)は、昼の部の「外郎売」に主演し、初舞台を踏んだ。
 夜の部には「口上」があり、團十郎さんと新之助さんが襲名のあいさつを述べる。松本白鸚さん(80)ら幹部俳優も登壇する。
 襲名披露興行は11、12月と歌舞伎座で行い、2023~24年に各地を巡演する。「團十郎」の名跡の復活は、新團十郎さんの父である十二代目が13年に亡くなって以来9年ぶり。当初20年の襲名を予定していたが、コロナ禍の影響で延期されていた。

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