「いくらかの利上げ適切」 年内の追加引き締め示唆―米FRB議長

東京, 6月22日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は21日、議会下院金融サービス委員会で、根強いインフレ圧力を抑えるため、連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーのほぼ全員が「年末までさらにいくらかの利上げが適切と予想している」と証言した。これまでの急激な利上げの効果が今後出てくると想定。追加引き締めは「会合ごとに決める」構えだ。
インフレ退治、道半ば 米FRB、利上げ見送りも再開示唆―取り巻く不透明要因

 FRBは13、14両日に開いたFOMCで、11会合ぶりに利上げを見送り、政策金利を年5~5.25%に据え置くことを決めた。同時に公表したFOMC参加者の政策金利見通しでは、今年末までに通常の0.25%幅であと2回の引き上げが示唆された。

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