香りや味で茶の種類を当てる「闘茶会」 北野天満宮で開催 京都

東京, 10月17日, /AJMEDIA/

香りや味で茶の種類を当てる「闘茶会」と呼ばれる催しが16日、京都の北野天満宮で開かれました。

「闘茶」は茶の香りを嗅いだり、飲んだりして種類を当てる遊びで、室町時代に隆盛を極めたとされています。

京都市上京区の北野天満宮にまつられている菅原道真は、薬としてもお茶をよく好んだことが知られ、京都市茶業組合では13年前から「闘茶会」を開催してきました。

新型コロナの影響で3年ぶりの開催となったことしは、最も高いもので100グラム当たり3000円で売られる最高級の「玉露」をはじめ、いずれも京都府内の合わせて5種類のお茶が用意されました。

会場には事前に予約したおよそ70人が集まり、急須で入れた茶の香りをしっかり確認したうえで茶を味わい、種類を見極めていました。
大阪市から参加した50代の女性は「お茶によってそれぞれ特徴があることが分かりました」と話していました。

京都市右京区から参加した40代の女性は「こんなにたくさんのお茶を飲み比べる機会はふだんなくて難しかったです。家でもいろいろなお茶を楽しみたいです」と話していました。

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