東京, 11月14日, /AJMEDIA/
フランスのパリで13日、若手音楽家の登竜門として知られる音楽コンクール「ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール」のピアノ部門の決勝が行われ、愛知県出身の亀井聖矢さん(20)が韓国人の出場者と共に優勝しました。
「ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール」は、1943年からフランスのパリで開かれている国際的なコンクールで、13日の決勝には日本人2人を含む上位6人が残りました。
そして審査の結果、愛知県一宮市出身の亀井聖矢さんが韓国人のイ・ヒョクさん(22)と共に優勝しました。
日本人がピアノ部門で優勝したのは、前回の2019年のコンクールに続き2回連続で、7人目となります。
決勝に残った福井県出身の重森光太郎さん(22)は4位でした。
優勝した亀井さんは4歳からピアノを始め、現在、日本の桐朋学園大学で学んでいて、2019年には日本音楽コンクールのピアノ部門で第1位となっています。
亀井さんは「夢のようです。ここまでがんばってきたことが結果につながり、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と話していました。
また、共に優勝した韓国人のイさんは「信じられない気持ちです。これからも音楽家として成長できるよう努力したいです」と話していました。