市川海老蔵さん きょう「十三代目市川團十郎」を襲名

東京, 10月31日, /AJMEDIA/

歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが31日に行われる特別公演で「十三代目市川團十郎」を襲名することになっていて、歌舞伎の大名跡「團十郎」が9年ぶりに復活します。

「市川團十郎」は江戸時代から続く大名跡で、勇壮で豪快な「荒事」を確立した初代をはじめ、七代目が「歌舞伎十八番」を制定するなど代々歌舞伎界をけん引してきました。

海老蔵さんは十二代目だった父を継いで十三代目を襲名することになっていて、31日午後5時から東京・歌舞伎座で行われる襲名を記念した特別公演の中で舞台関係者が集まる「顔寄せ手打式」が行われて、正式に十三代目團十郎を襲名することになっています。

そして團十郎として「勧進帳」の弁慶役をつとめるということです。歌舞伎界に團十郎の名跡が復活するのは十二代目が亡くなって以来、9年ぶりです。

海老蔵さんは2020年に團十郎を襲名することになっていましたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。特別公演は31日と11月1日の2日間行われ、11月7日からは襲名披露公演が始まります。

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