市川團十郎さんの襲名披露公演を前に 「祝幕」お披露目

東京, 11月2日, /AJMEDIA/

歌舞伎の大名跡を継いだ十三代目市川團十郎さんの襲名披露公演が今月からから始まるのを前に、世界的な現代美術家、村上隆さんがデザインした「祝幕」が11月1日夜、公開されました。

「祝幕」は、襲名披露の際に贈られる特別な引幕で、今回は、團十郎さんのドキュメンタリー映画を撮影している映画監督の三池崇史さんが世界的に活躍する現代美術家、村上隆さんに依頼し実現しました。

1日夜、東京・歌舞伎座で、三池監督、村上さん、そして團十郎さんが参加して完成した「祝幕」がお披露目されました。

「祝幕」は高さ7.1メートル、幅31.8メートルで、全体に、「暫」や「勧進帳」など「歌舞伎十八番」のすべての演目をイメージした図柄が躍動感あふれる鮮やかな色彩でデザインされています。

村上さんは「僕自身も歴史に残るような作品を作らねばと思い、三池さんと一緒に作りました。とても自信が持てる作品になりました」と話していました。
團十郎さんは「原画の段階から、想像しただけでわくわくしていましたが、実際に見てことばを失うほどのすばらしさと迫力を感じます。皆さんに見ていただくのが楽しみです」と話していました。

この「祝幕」は、今月7日から東京・歌舞伎座で始まる襲名披露公演で使われるということです。

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