京都 祇園祭 後祭 山鉾巡行で196年ぶりに復帰「鷹山」曳き初め

東京, 7月21日, /AJMEDIA/

京都の祇園祭のうち、今月24日に行われる後祭の山鉾巡行を前に、およそ200年ぶりに復帰する「鷹山」の組み立てが終わり、20日、試しにひく「曳き初め」が行われました。

京都の※祇園祭の山鉾の1つ「鷹山」は、江戸時代に風水害の影響で損傷して以来、山鉾巡行には参加していませんでしたが、このほど復元され、今月24日の後祭の巡行で196年ぶりに復帰します。

「鷹山」の組み立ては今月16日から始まり、18日には「真松」と呼ばれる山鉾の中心部分の柱を建てる作業が行われました。

そして、20日に組み立てが完成し、京都市中京区の三条通でお披露目され、近所の人など、およそ100人によって「曳き初め」が行われました。

「鷹山」は、高さが17メートルで、お囃子のメンバーが乗ると、重さはおよそ12トンあります。

「鷹山」は途中、同じように「曳き初め」をしていた「北観音山」と交差点で一緒になり、参加者が互いにあいさつを交わしていました。

鷹山保存会の山田純司理事長は「無事に曳き初めを終えられ、感無量です。ただ、復帰だけが目的ではないので、巡行当日は疫病退散などを祈って参加したい」と話していました。

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