トキワ荘の復元施設で 藤子不二雄Aさんの「まんが道」企画展

東京, 11月14日, /AJMEDIA/

ことし4月に亡くなった漫画家の藤子不二雄Aさんの自伝的作品「まんが道」をテーマにした企画展が東京・豊島区で開かれています。

この企画展は、藤子不二雄Aさんら日本を代表する漫画家が暮らしたアパートを復元した、豊島区にある「トキワ荘マンガミュージアム」で開かれています。
会場では、藤子不二雄Aさんの自伝的作品「まんが道」の直筆原稿などが展示され、富山県で出会った親友と二人でプロの漫画家を目指し、上京して夢をかなえるまでの様子などが描かれています。
また、作品の舞台にもなっているトキワ荘が1982年に解体される際、藤子不二雄Aさんが持ち帰ったという壁の一部も展示されていて、訪れた人たちが興味深そうに見ていました。

訪れた60代の男性は、「主人公がトキワ荘の仲間と交流しながら漫画家になっていく過程に感銘を受けました」と話していました。

豊島区文化商工部の熊谷崇之担当課長は、「藤子先生の直筆原稿が展示されるのは大変珍しい。『まんが道』は漫画家を目指すひたむきな少年の物語なので、夢を持つ人などひとりでも多くの人に見に来てほしい」と話していました。

この企画展は、来年3月26日まで開かれています。

(※「藤子不二雄A」さんの「A」は○の中にAです)

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