東京, 8月28日, /AJMEDIA/
さいたま市にある「彩の国さいたま芸術劇場」で芸術監督を務める近藤良平さんが制作した盆踊りが完成し、26日夜、参加した人たちとともに踊りを楽しみました。
「さいさい盆踊り」と名付けられたこの盆踊りは、ことし4月に、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督に就任した、ダンサーの近藤良平さんが、埼玉の芸術活動を盛り上げようと制作しました。
完成した盆踊りがさいたま市中央区で開かれた催しで披露されることになり、26日夜、近藤さんが地元の人たちとともに踊りました。
この盆踊りは、県民から寄せられた埼玉県への思いをこめた川柳をもとに、近藤さんが中心となって歌詞や振り付けを考えました。
盆踊りには「サイサイサイノ国」という掛け声が盛り込まれたほか、振り付けには、県内で盛んな農業を連想させる動作が取り入れられています。
会場に集まった人たちは音楽に合わせて笑顔で踊り、新しい盆踊りを楽しんでいました。
参加した小学生は「コロナ禍であまりいいニュースがない中、こういう曲が生まれて、みんなで楽しく踊れてよかったです」と話していました。
近藤さんは「子どもたちの喜ぶ顔を見ると、作ってよかったと感じました。県内に広げていきたいです」と話していました。