RIZINライト級T優勝・ムサエフが27秒殺の衝撃デビュー、右フック一閃でランク1位アウトローをKO

東京, 7月23日, /AJMEDIA/

Bellator MMA
格闘技イベント『BELLATOR 283』
2022年7月23日(土・日本時間)アメリカ・ワシントン州 エメラルドクイーンカジノ
▼ライト級 コーメインイベント
●シドニー・アウトロー(アメリカ)
KO 1R 27秒 ※右フック
〇トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン)

 アウトローは19年12月に日本で開催された『BELLATOR JAPAN』でマイケル・チャンドラーと対戦(TKO負け)したこともある選手で、柔術黒帯の寝技がベース。これまで16勝(4敗)のうち8つの一本勝ちがあり、チャンドラーに敗れて以降は3連勝と好調。

 ムサエフは散打の世界チャンピオンにも輝いた殺傷能力の高いパンチを武器に、15年から14連勝。19年大晦日のRIZINライト級トーナメント決勝では、現ベラトールライト級王者のパトリッキー・“ピットブル”・フレイレを下し優勝した。

 その後はコロナ禍と共に、20年9月に始まったアゼルバイジャンとアルメニアとの紛争『ナゴルノ・カラバフ戦争』での徴兵で約1年半も戦線離脱。復帰戦となった昨年6月にホベルト・サトシ・ソウザとのRIZINライト級王座決定戦に臨むも一本負け、王座獲得を逃していた。

 本来アウトローと対戦予定だったパトリッキーの負傷欠場により急遽決定したムサエフのベラトールデビュー戦。ランキング1位のアウトロー相手にどのような戦いを見せるのか。

 1R、軽やかなステップでスイッチを繰り返すムサエフ。すると前に出てきたアウトローにムサエフは右から返しの左フック。これがテンプルに入りアウトローがぐらつくと、ムサエフはケージに詰めて右フック一閃! アウトローが崩れ落ちるとすぐにレフリーがストップし、秒殺KOでムサエフが衝撃のベラトールデビューを飾った。

 ファンやコーチ、ベラトールに感謝を述べると、以前勝利しているライト級王者・パトリッキー・フレイレとの再戦も口にし「ベルト、ベルト、ベルト!」とタイトルマッチを要求した。

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