関東甲信、内陸中心に大雪 交通障害に警戒―気象庁

東京, 2月11日, /AJMEDIA/

 東北地方と東・西日本では10日、前線を伴う低気圧が九州付近から東北東へ進んだ影響で雪や雨が降り、関東甲信などでは内陸部を中心に大雪となった。低気圧は本州南岸を通過する見通しで、気象庁は関東甲信と東北南部では11日明け方にかけて大雪や路面の凍結による交通の障害に警戒するよう呼び掛けた。雪崩や電線などへの着雪にも注意が必要。
 気象庁は東京都の23区や多摩地域、栃木、群馬、埼玉、山梨、長野各県のほか、静岡、宮城、福島各県にも大雪警報を発表。このうち栃木、宮城、福島各県については10日夜も継続した。
 高速道路は中央道の一部などが通行止めとなり、首都高は10日の日中に中央環状線の一部を通行止めにした。航空便は羽田空港発着を中心に日本航空が44便、全日空が32便欠航し、それぞれ約4300人、約3800人が影響を受けた。
 10日午後9時までの最大積雪は甲府市で20センチ、前橋市で6センチ、さいたま市で5センチを観測した。
 11日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、東北南部30センチ、関東北部山地と甲信20センチ、関東北部平地10センチ、埼玉・秩父と東京・多摩、神奈川・箱根7センチ、関東南部平地3センチ。

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