東京, 04月25日 /AJMEDIA/
栃木県那須町で、全身が焼かれた夫婦の遺体が見つかった事件で、血痕が見つかった都内の住宅付近にある防犯カメラに、容疑者の知人2人が乗ったとみられる車が写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁などは、この2人が暴行を加えた疑いがあるとみて詳しいいきさつを調べています。
今月16日の朝、栃木県那須町で都内の会社役員、宝島龍太郎さん（55）と妻の宝島幸子さん（56）が遺体で見つかった事件で、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は、埼玉県越谷市の建設業、平山綾拳容疑者（25）を遺体を損壊した疑いで逮捕しました。
これまでの調べで宝島さん夫婦は、前日15日の夜、知人男性とレンタカーで東品川を訪れ、午後11時半ごろ、再びレンタカーに乗り込んだことが確認されています。
一方、平山容疑者は品川区内のコンビニの駐車場で知人2人に車を貸し、2人が乗った車は同じ午後11時半ごろ、コンビニを出たことがわかっています。
捜査関係者によりますと、その後、夫婦とは都内の住宅で接触したとみられていて、16日の午前0時ごろ、近くの防犯カメラに2人が乗ったとみられる車が写っていたということです。
現場検証の結果、住宅のガレージから血痕が見つかっていて、警視庁などは、この2人が夫婦に暴行を加えた疑いがあるとみて詳しいいきさつを調べています。
