長野 善光寺 御開帳で最も重要な儀式「中日庭儀大法要」

東京, 4月24日, /AJMEDIA

長野市の善光寺の御開帳で最も重要な儀式「中日庭儀大法要(ちゅうにちていぎだいほうよう)」が、23日、営まれました。

長野市の善光寺の儀式「中日庭儀大法要」は、本尊の身代わりとして公開されている「前立本尊(まえだちほんぞん)」をたたえるため、宗派ごとに2回営まれます。

23日は浄土宗の法要が、新型コロナ対策としてこれまでよりも参列者を減らして営まれました。

境内に楽師たちの笛の音が響く中、きらびやかな法えをまとった僧侶たちが前立本尊と綱で結ばれた回向柱(えこうばしら)の近くまでゆっくりと進みました。

そして、僧侶たちに色鮮やかな朱色の傘がさしかけられると、大本願住職の鷹司誓玉上人(たかつかさ せいぎょくしょうにん)らがお経を読み上げました。

このあと、場を清めて仏を迎え入れようと、はすの花びらをかたどった色とりどりの紙「散華(さんげ)」がまかれました。

大勢の参拝者が手を合わせたり写真を撮ったりしながら、目の前で繰り広げられる華やかな法要に見入っていました。

埼玉から友人と訪れた女性は「ふだん見られない厳かな法要を見られてよかったです。家内安全とコロナの収束を願いました」と話していました。

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