遺族、大阪府警に謝罪要求 容疑者自殺は「不作為」

東京, 3月2日, /AJMEDIA/

大阪府高槻市の民家で2021年7月、住人の高井直子さん=当時(54)=が殺害され、容疑者の男が勾留中に自殺した事件で、高井さんのいとこに当たる遺族2人が1日、大阪市内で記者会見した。「府警の不作為により、被害者の無念を晴らす機会を奪い取られた。筆舌に尽くし難い仕打ちだ」と述べ、処分を受けた警察官からの謝罪を求めた。
事件では、高井さんの養子となった高井凜容疑者=当時(28)=が殺人容疑などで再逮捕されたが、勾留先の府警福島署の留置場で昨年9月、自殺を図って死亡した。同署では留置管理業務を巡って私物点検を怠っていたことなどが判明し、府警は同年12月、懲戒処分を含めて当時の署長ら18人を処分した。

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