白鵬引退、30日承認へ 部屋付きで後進指導―相撲協会

東京, 9月29日, /AJMEDIA/

日本相撲協会は、現役引退を申し出ている横綱白鵬(36)=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋=について、30日の定例理事会で審議する。年寄「間垣」の襲名が承認される見通しで、今後は部屋付き親方として後進の指導に当たる。

 29日には白鵬側から書面による引退届が出され、東京・両国国技館で年寄資格審査委員会を開いて襲名の可否を協議。出席者の一人は「全員賛成、全員反対というわけではなかった」と話した。白鵬は親方になるために必要な日本国籍を2019年9月に取得している。

 白鵬は今年7月の名古屋場所で、自身の歴代最多記録を更新する45度目の優勝を全勝で飾ったが、右膝の古傷などに苦しんでいた。

 22歳で横綱に昇進し、数々の大記録を樹立。角界の屋台骨を支え慈善活動や相撲の普及にも情熱を傾けた。一方で、荒っぽい取り口や横綱らしからぬ言動も目立ち、批判を浴びるケースが増えていた。

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