畑岡、無念の3位 またも悲願かなわず―エビアン女子ゴルフ

東京, 7月31日, /AJMEDIA/

畑岡は歓喜に沸くブティエと同じグリーン上でスコアなどを記すメモ帳を見詰め、ペンを走らせた。3打差の2位で出た最終日にスコアを落として3位。「優勝するチャンスを物にできなかった。本当に悔しい気持ちがある」。硬い表情に無念さがにじんだ。
畑岡、メジャー制覇持ち越し 笹生と並び3位―エビアン女子ゴルフ

 地元ファンから大声援を受けるブティエとの最終組。1番からバーディー発進したものの、その後はバーディーチャンスをあまりつくれず、前半で6打差に広げられた。後半はショットの精度が乱れ、14、15番で連続ボギー。18番をバーディーで締めたが、またも悲願はかなわなかった。
 今月上旬の全米女子オープンでは、最終ラウンドを単独首位から出ながら4位。ショックを引きずり、十分に切り替えられていない中で再び優勝争いを演じた実力は確かだ。あと一歩に迫りながら、メジャー制覇に届かない原因を「最後の粘り強さ」と言った。
 今大会のバーディー数20は、21の笹生に次ぐ2位。エビアン選手権で初めてトップ10に入り、成長も示した。「残す目指すところは本当に優勝だけ」。報われる瞬間が来ると信じ、前へ進む。(エビアン時事)

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