東京, 1月28日, /AJMEDIA/
全国で相次ぐ強盗事件を巡り、指示役として関与が疑われる「ルフィ」と名乗る人物はフィリピンで拘束されている日本人とみられ、警視庁が別の特殊詐欺事件でこの人物を含む4人の逮捕状を取っていることが27日、捜査関係者などへの取材で分かった。
警察当局は同国政府に対し、拘束中の4人の送還を依頼。身柄が日本に移送されれば、詐欺事件について調べるとともに、強盗事件との関連を捜査する。
捜査関係者によると、送還を求めているのは渡辺優樹、今村磨人両容疑者ら4人。いずれか、もしくは複数がルフィを名乗っていた可能性があるという。
フィリピン当局によると、渡辺容疑者は北海道出身で、2021年4月に同国で逮捕された。今村容疑者は19年にマニラ首都圏にある空港で入国管理局によって身柄を拘束された。