新潟水俣病集団訴訟 原因企業に賠償命じる判決 新潟地裁

東京, 04月18日 /AJMEDIA/

4大公害病の一つ、新潟水俣病と認定されなかったり特別措置法による救済策でも対象から外れたりした県内などの47人が賠償を求めた裁判で、新潟地方裁判所は原因企業の昭和電工、現在のレゾナック・ホールディングスに賠償を命じる判決を言い渡しました。一方、国に対する訴えは退けました。

住んでいた「地域」や「年代」で対象を区切った特別措置法の基準外でも水俣病と認められるかどうかなどが争われた同様の集団訴訟の判決は3件目で、去年、大阪地方裁判所は、原告全員を水俣病と認め国などに賠償を命じた一方、先月、熊本地方裁判所は原告の訴えを退けていて、司法判断が分かれる形となっています。

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