岩手 宮古の山林火災 消火活動続く ヘリによる上空から放水も

東京, 04月21日 /AJMEDIA/

20日午後、岩手県宮古市の山林で発生した火災で現場では21日も消火活動が続いています。これまでにけが人の情報はなく、ヘリコプターによる上空からの放水が続けられています。

警察や消防によりますと20日午後1時すぎ、宮古市刈屋でしいたけを乾燥させるための小屋から火が出て近くの山林に燃え広がり、120ヘクタールが焼けました。

21日は午前5時ごろから警察や消防などおよそ160人に加え、自衛隊も消火活動にあたっていて、NHKが上空から撮影した映像では山林の広い範囲で煙が立ち上っていました。

消防によりますと地上からの消火活動が難航しているため上空からの放水が中心で、自衛隊のほか岩手県や隣県のヘリコプターあわせて6機が放水を繰り返しているということです。

現場の近くには住宅が点在していますが、これまでにけが人の情報はないということです。

また宮古市は、近くの新里保健センターに避難所を開設していて、午前10時現在で、1世帯、3人が避難しているということです。

近くに住む80代の男性は「心配であまり眠ることができませんでした。煙の勢いは収まってきたとはいえ安心できません」と話していました。

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