東京, 11月30日, /AJMEDIA/
欧州連合（ＥＵ）欧州委員会は２９日、欧州の通信社１６社が参加してＥＵに関わるニュースを共同で報じるプロジェクト「欧州ニュースルーム」を立ち上げると発表した。２０２２年１月から始動。ＥＵが１７６万ユーロ（約２億２５００万円）を支援する。
参加するのは、ドイツのＤＰＡやフランスのＡＦＰ、イタリアのＡＮＳＡ、スペインのＥＦＥなど、ＥＵ周辺国も含めた各国の主要通信社。ＥＵ本部があるブリュッセルに拠点を置く。報道機関の独立性や多様性、デジタル化対応などを支援するＥＵ施策の一環だ。
ＡＦＰによると、各社が情報を共有し、共同でインタビューを申し込んだり、専用のウェブサイトでニュースを配信したりする計画。参加する記者に対しデジタル技術や事実検証などの専門的訓練も行う。
