横溝正史ゆかりの岡山 倉敷 「金田一耕助」らにふんし練り歩く

東京, 11月27日, /AJMEDIA/

「金田一耕助」シリーズで知られるミステリー作家、横溝正史ゆかりの岡山県倉敷市に全国からファンが集まり、作品の登場人物にふんしてまちを練り歩きました。

このイベントは、ミステリー作家の横溝正史が太平洋戦争の末期から3年間、現在の倉敷市真備町に疎開していたときに、名探偵・金田一耕助の小説を執筆したことにちなんで倉敷市が企画しました。

3年ぶりの開催となった26日は、よれよれの着物とはかま姿の金田一耕助や顔を白いマスクで覆った「犬神佐清」などにふんした全国のファン100人が集まりました。

参加者は、横溝が真備町で暮らしていたときに発表した「本陣殺人事件」で、金田一が降り立った駅のモデルとされるJR清音駅から真備町までのおよそ5キロを練り歩きました。

そして、小説の一場面を地元の人たちが再現した寸劇を見たり、横溝が疎開していた住宅の前で記念撮影をしたりして楽しんでいました。

金田一にふんして大分県から参加した40代の男性は「かつて横溝もここを歩いたのかと思うと、タイムスリップしたような没入感が味わえて楽しい」と話していました。

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