東京, 4月6日, /AJMEDIA/
２シーズン目を迎えるソフトボール女子のＪＤリーグがファンサービス充実へ、プロ野球の日本ハムでプレーした杉谷拳士さん（３２）をスペシャルサポーターとして「招聘（しょうへい）」した。
明るい性格で親しまれ、多くのファンから愛された杉谷さん。「選手はみんな明るい。それを全員がグラウンドで表現すれば、ファンも増える。そういう話もしたい」と意気込む。
役割は選手にファンサービスのノウハウを伝えること。現役時代は常にファンの目を見てあいさつするなど、細かな気配りも欠かさなかったという。
自身の経験を選手に語り掛けながら、意識の向上を求めていく。ＪＤリーグの島田利正チェアマンはかつて日本ハムで球団代表を務めており、「杉谷さんが話すだけでなく、選手からも声が出てくると前に進む」と期待を寄せる。
２季目の開幕は１５日。新型コロナウイルスの影響でファンサービスを制限していた昨季とは違い、選手は積極的にサインなどにも応じる予定。島田チェアマンは「見ていて面白い選手も何人かいる。杉谷さんのエッセンスを注入できれば、かなり可能性はある」。人気者の力を借り、目標に掲げる「世界一ファンと選手の距離が近いリーグ」を目指す。
