日本女性、インド伝統舞踊披露 国外出身で最優秀賞

東京, 1月16日, /AJMEDIA/

インドの首都ニューデリーで14日、国外出身者によるインド伝統のダンスや音楽のイベントが開かれた。イベントに際し、舞踊家の前田あつこさん(45)がインド四大伝統舞踊の一つ「カタック」の部で最優秀賞に選ばれ、日本から招待された。前田さんは音楽に合わせ、鈴を付けた足を踏み鳴らしながら力強く優雅な舞いを披露した。
 イベントは海外在住インド人や外国人へのインド文化普及のため、同国政府関連団体が初開催。前田さんはインド4都市を回り、マレーシアやハンガリーなどから集まったカタック以外のダンサーとも一つの作品を共演。14日が最終公演だった。
 前田さんは公演後、「インドのエネルギーを感じた。『世界は一つの家族』をテーマに創作された作品を初めて出会う仲間たちと踊ることができた」と、晴れやかな表情を見せた。
 神戸市で生まれ、引っ越し先の東京で6歳からカタックを始めた。現在はカタック教室を主宰するかたわら、国内外で活躍する。「足音一つでリズムを刻み、あらゆる世界観が表現できるのが魅力」と語った。
 カタックは北インドの宮廷舞踊として発展。スペインのフラメンコの源流になったとも言われる。

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