岸田首相の求心力維持に反感 参院選でプーチン政権―ロシア【22参院選

東京, 7月11日, /AJMEDIA/

 ロシアのプーチン政権は、参院選で与党が過半数を獲得し、岸田文雄首相の求心力が保たれる見通しとなったことに反感を強めている。ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧米と足並みをそろえて対ロ制裁を強化する岸田政権をプーチン政権は敵視しており、日ロ関係は険悪な状態が続くことになりそうだ。
 ペスコフ大統領報道官は6日、「日本はロシアとの関係において、極めて非友好的な立場を取っている」と強く批判した。ウクライナ侵攻が始まった2月以降、ロシアは3月に北方領土問題を含む日本との平和条約交渉の中断を一方的に表明。両国は4月に互いに外交官を追放した。
 ロシアは5月に岸田首相を含む日本人63人の入国禁止を発表。「岸田政権は中傷や直接的な脅迫を含め、受け入れ難い言葉を用いて、前例のない反ロシアのキャンペーンを展開した」(ロシア外務省)と敵意をむき出しにしており、日ロ関係は悪化の一途をたどっている。

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