小中学生が記者会見に挑戦 小倉担当相に直接質問―こども家庭庁

東京, 4月5日, /AJMEDIA/

こども家庭庁で4日、小中学生が「こども記者」として小倉将信担当相に直接質問する記者会見が行われた。小中学生13人が東京・霞が関の同庁会見室やオンラインで参加。公共交通料金の在り方や少子高齢化問題などについて、真剣な表情で質問を投げ掛けた。
小学6年生の小泉悠真君は、公共交通機関が12歳から大人料金になる理由を質問。小倉氏は「企業が決めることだが、(政府が取り組む少子化対策を)企業にも子ども料金の在り方を考えてもらう機会にする」と答えた。
 中学1年生の笠原詠さんは、少子高齢化が解消し、逆に「多子若齢化」が進んだ場合、「子どもは貴重な存在ではなくなるのか」と追及。これに対し小倉氏は、少子化の一因にいじめや児童虐待の問題を挙げ、「自分と同じような思いをする子どもを持ちたくないと思ってしまうのかもしれない」と指摘。「多子化社会こそが子どもにとって幸せな社会になるのでは」との見方を示した。

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