宇野、貫禄示したSP フィギュアGPファイナル

東京, 12月9日, /AJMEDIA/

 男子は宇野が世界選手権覇者の貫禄を示し、頭一つ抜けた。冒頭の4回転フリップをきれいに決めると、今季のGP2戦ともSPでミスがあった4回転からの連続トーループは、二つ目が2回転にはなったが無難につなげた。芸術性などを評価する演技構成点は3項目とも9点台を並べた。
 「決して悪くなく、練習してきた成果がしっかり出たSP」と一息ついた。ジャンプの修正に力を注いで臨んだ大会。スピンなどでレベルの取りこぼしがあったのは「練習不足」と割り切って受け止めている。
 5度目の出場で、初のファイナル制覇もはっきり視界に入った。「SPでいろんな学びがあり、また次のステップにいける確信がある。フリーもそういった気持ちで終えられたら」と泰然と構えている。

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