大谷、残り試合は登板せず 打者出場に専念―米大リーグ

東京, 9月30日, /AJMEDIA/

【アーリントン時事】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手が今季の残り試合で、投手としては登板しないことが決まった。マドン監督が29日に発表した。本塁打王を争う打者での出場に専念する。

 1918年のベーブ・ルース以来となる2桁勝利、2桁本塁打の偉業は、今季は実現しなかった。大谷は29日までに投手として9勝を挙げ、打者では45本塁打を放っている。
 投手としてのシーズン終了は、29日に大谷とマドン監督との話し合いで決まった。エンゼルスは既にプレーオフ進出の可能性が消滅しており、マドン監督は「(投げて)今、得るものは何もない。恐らく大谷にとって一番いいのは投げないことだった」と説明した。

 ミナシアン・ゼネラルマネジャーは「われわれも、もちろん大谷自身も(投手としては)十分にやったと感じている」と語った。けがなどが理由ではないという。

 直近では26日に登板した大谷は、10月3日の今季最終戦に中6日で先発登板することも可能だった。投手では23試合に登板し、130回3分の1を投げ、9勝2敗、防御率3.18。

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