東京, 1月10日, /AJMEDIA/
「１１０番の日」の１０日を前に、歌手で俳優の大原櫻子さん（２６）が９日、警視庁の一日通信指令本部長を務めた。「事件事故は１１０番、悩み事や心配事は１１０番の前に＃９を付けて＃９１１０」と適切な使い分けを訴えた。
大原さんは警察官の制服を着用し、特殊詐欺の被害に遭ったという想定の通報を受理。「落ち着いて私の質問に答えてください」と声を掛けながら被害状況や容疑者の特徴を聞き取り、最寄りの警察署に対し現場に急行するよう無線指令を出した。
同庁によると、昨年の１１０番入電件数は約１８７万７０００件で、前年から約２４万件増えた。このうち「テレビが故障してワールドカップが見られない」といった不要不急の通報は約２割に上った。
