大分市消防職員の男女2人、空手世界大会形部門で金 県勢初の快挙

東京, 9月7日, /AJMEDIA/

 アゼルバイジャンの首都バクーで2~4日に開催された空手世界大会の形部門で、いずれも大分市消防局職員の大野ひかるさん(30)と、西山走(かける)さん(27)が優勝した。男女そろっての優勝は大分県勢初の快挙という。

 2人が出場したのは、WKF(世界空手連盟)が主催する「KARATE1 PREMIER LEAGUE」。世界各地域の予選を勝ち抜いた有力選手が参加する大会として知られる。

 市スポーツ振興課によると、大野さんは準決勝で、東京五輪の空手・女子形で銀メダルをとった清水希容選手と対戦。長年のライバルとの一戦を制し、その勢いに乗って決勝戦でも香港の選手を破って優勝した。

 西山さんも決勝戦では、昔からのライバルの本一将選手を小差で破り優勝を果たした。

 大野さんは市消防局総務課で消防団担当班の班員として、広報・福利厚生業務を担当。西山さんは市南消防署の消防隊員として勤務するかたわら、大分市の「秀徳会空手道場」で空手の技を磨いているという。

 2人そろって優勝したことについて、大野さんは「準決勝、決勝ともに今できる最高の演武をすることができた。帰国直後から3大会連戦をするので、コンディションを整えベストパフォーマンスを更新していけるよう頑張ります」。

 西山さんは「2人そろって優勝できたことをとてもうれしく思います。帰国後すぐに連戦が続くので、過去最高の演武を更新できるよう頑張ります」とコメントした。

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