吉田、しっかりとけん引 「盤石な土台つくる」―サッカー日本代表

東京, 11月15日, /AJMEDIA/

3大会連続で選出された大舞台への思いは強い。34歳の吉田は「自分のキャリアの中で一番いい大会にしたい。この4年間、W杯に懸けてきた」。前回ロシア大会後に長谷部誠の後を受け、主将になった。今大会を自身の集大成と位置付ける。
 メンバー26人のうち、W杯経験者は吉田ら7人のフレッシュな顔触れ。経験の浅さは否めないが、チームを引っ張るベテランは「勢いの良さを引き出していけるようにしたい。盤石な土台をつくる」と頼もしい。新鋭の爆発力に期待を寄せる。
 12日のリーグ戦では、W杯1次リーグ初戦でぶつかるドイツの主力がそろうバイエルン・ミュンヘンと対戦。0―2で敗れたものの、「(W杯の)イメージが膨らんだ」と言う。カギを握るのが中盤の攻防。代表でボランチの主力を担うキミヒと相対し、貴重な研究材料を得た様子だった。
 前回大会は強豪ベルギー相手に2点をリードしながら、後半ロスタイムに決勝点を奪われる壮絶な逆転負けを喫して8強入りを阻まれた。その悔しさを忘れたことはない。「日本サッカーのプラスになることなら全てやりたいと思って取り組んできた。結果は出したい」。歴史の扉を開く戦いが始まる。

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