双葉町で新庁舎開庁式 11年半ぶり町内業務へ―福島

東京, 8月27日, /AJMEDIA/

 東京電力福島第1原発事故以降、全町避難が続いている福島県双葉町で27日、町役場新庁舎の開庁式が行われた。業務開始は9月5日からで、役場の本体機能が町内に戻るのは約11年半ぶりとなる。
 午前11時からの開庁式には、内堀雅雄県知事や秋葉賢也復興相、西村康稔経済産業相ら約80人が出席。町のコーラス隊による「双葉町民の歌」が披露され、伊沢史朗町長は「職員一同が町の復興に向けより一層尽力し、(新庁舎が)多くの方々が交流できる町づくりの拠点になるよう努める」とあいさつした。
 新庁舎は、30日に避難指示が解除される「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)内の、JR常磐線双葉駅東側に建てられた。総事業費は約14億6600万円で、最長75時間稼働する非常用電源なども整備した。

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