北朝鮮対応で連携確認 日米韓高官が協議

東京, 6月16日, /AJMEDIA/

日米韓3カ国の安全保障当局高官は15日、東京都内で会談し、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射などを踏まえ、北朝鮮の完全な非核化に向けて緊密に連携する方針を確認した。「自由で開かれたインド太平洋」の重要性も改めて共有した。
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 協議には、秋葉剛男国家安保局長、米国のサリバン大統領補佐官(国家安保担当)、韓国大統領府の趙太庸国家安保室長が出席。日本政府の発表によると、秋葉氏は拉致問題の即時解決に向けた理解と協力を求め、米韓双方が支持した。経済安保も話題となった。
 米側の発表によると、3氏は東・南シナ海での連携の可能性について意見を交わした上で、台湾海峡の平和と安定の維持の重要性を確認。サリバン氏は数カ月以内にバイデン大統領が米国で日米韓首脳会談を主催すると明らかにした。
 一方、岸田文雄首相は首相官邸で、サリバン、趙両氏のほか、フィリピンのアニョ国家安全保障顧問とそれぞれ会談し、連携強化を確認した。サリバン氏とは中国、ウクライナ情勢についても意見交換した。

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