修復終え、政宗像が帰還 福島県沖地震で被害―仙台

東京, 3月23日, /AJMEDIA/

2022年3月に発生した福島県沖地震で損傷し修復中だった「伊達政宗騎馬像」が22日、観光名所・仙台城跡(仙台市)の台座に約8カ月ぶりに再設置された。固定作業などの完了後、31日の騎馬像帰還記念式典から一般公開を再開する。
午後1時ごろ、クレーン車につり上げられた騎馬像がゆっくりと台座へ移動し、約1時間で設置された。30日までに固定作業などを行い、31日の式典で政宗像のかぶとに三日月の前立てが取り付けられ、工事が完了する。
 市によると、地震で馬の左前脚と右後脚の付け根部分に亀裂が入って傾き、修復工事のため昨年7月に東京都内の工場に運ばれた。ひびを溶接し、騎馬像内部の支柱をステンレス製にして補強するなどした。
 市青葉区の鈴木江美子公園課長は「宮城県のシンボルで、仙台観光といったら騎馬像。再開時期の問い合わせも多く、市民から愛されていると実感した。ぜひ見に来てほしい」と話した。

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