五輪汚職、ADK元社長を保釈 検察準抗告棄却―東京地裁

東京, 1月24日, /AJMEDIA/

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄罪で起訴された広告大手ADKホールディングス元社長、植野伸一被告(68)について、東京地裁は23日、保釈を認める決定をした。保釈保証金3000万円は現金で即日納付された。検察側は決定を不服として準抗告したが棄却され、植野被告は同日夜、勾留先の東京拘置所(東京都葛飾区)から保釈された。
 同被告は弁護士を通じ、「皆さまの信頼を損ない深くおわび申し上げる。昨年10月より勾留が続いていたが、公訴事実を認めて争わない決断をした。公判は真摯(しんし)な姿勢で臨み、裁判所の判断は謙虚に受け止める」とのコメントを出した。

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