ヤクルト 村上宗隆 現状維持の推定年俸6億円で契約更改

東京, 12月13日, /AJMEDIA/

プロ野球 ヤクルトの4番、村上宗隆選手が、現状維持となる推定年俸6億円プラス出来高払いで、3年契約の2年目となる来シーズンの契約を更改し、リーグ5位に終わった今シーズンについて、「負ける苦しみや打てない悔しさをここまで味わうことはなかった」と振り返りました。

村上選手は、昨シーズン56本のホームランを打って、史上最年少で三冠王を獲得し、WBC=ワールド・ベースボール・クラシックの優勝メンバーにも名を連ねましたが、今シーズンは開幕直後から不振に苦しみました。

その後、徐々に調子を取り戻しましたが、ホームラン31本、打率2割5分6厘、84打点と、いずれも昨シーズンを下回り、チームもリーグ5位に終わりました。

村上選手は12日、都内の球団事務所で球団と交渉し、今シーズンと同じ推定年俸6億円プラス出来高払いで、3年契約の2年目となる来シーズンの契約を更改しました。

村上選手は「負ける苦しみや打てない悔しさをここまで味わうことはなかった。自分を見つめ直す期間もたくさんあり、野球との向き合い方も変わり、野球人生のためになることばかりだった」と振り返りました。

そして、来シーズンに向けて「優勝することしか考えていない。たくさん勝って、その中で自分の成績も頑張って残したい」と話しました。

一方で、去年の契約更改では、3年契約の終了後にポスティングシステムを使った大リーグ移籍を球団側が認めることを確認していて、「WBCも経験し、アメリカで初めてプレーして、メジャーに一歩一歩近づいていると思う。早くメジャーにいきたいという気持ちは大きくなっている。何より結果を残すことが大事」と話しました。

また、大谷選手のドジャース移籍について、「いち同じ野球人として、すばらしいと思うし、自分の目標をさらにさらに上にあげてくれる。日本人でも世界で活躍できるということをみせてもらっているので、続けるように頑張りたい」と話しました。

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