ドイツ選手団体、IOCに調査要求 彭帥さん安全の証拠を

東京, 12月07日, /AJMEDIA/

中国の女子テニス選手、彭帥さん(35)の安否が懸念されている問題で、ドイツのトップ選手らが組織する団体「アスリート・ドイツ」は6日、国際オリンピック委員会(IOC)に対して彭帥さんが安全である証拠の提示と独立機関による調査を要求した。
 彭さんは共産党最高指導部の元メンバーに性的関係を強要されたことなどを告発後に消息不明に。IOCは11月21日と今月1日に彭さんとテレビ電話で会話し、無事を確認したと説明したが、アスリート・ドイツは「実際に安全か、圧力や検閲を受けずに自由に判断でき、自由に自己表現できるかについて証拠を示していない」と指摘した。
 同団体はアスリートの保護や平等に取り組んでいる。中国と香港で行われる全大会の開催中止を決めた女子テニス協会(WTA)を支持し、IOCに「政治的、経済的な配慮よりも保護を優先すべきだ」と訴えた。

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