ジョコビッチ、連覇逃す 全仏テニス

東京, 6月1日, /AJMEDIA/

 ジョコビッチは要所でミスが目立ち、流れを引き寄せられなかった。4年ぶりに4強入りを逃し、試合後は観客の拍手に反応せず足早にコートを去った。「もっと良いプレーができたはず。この敗戦を受け入れなければいけない」
 ナダルを応援する観客が多い「アウェー」の雰囲気。強打にドロップを織り交ぜて揺さぶったが、粘り強く拾われた。第4セットの第2ゲームでボレーがネットにかかるとラケットを振り下ろしてネットをたたき、場内にブーイングが起きた。
 新型コロナウイルスのワクチン未接種をめぐり、1月の全豪は出場を断念。今年最初の四大大会となった全仏で2連覇はならなかった。悔しさを抱えながらも、「彼は偉大なチャンピオンであることを証明した」とライバルをたたえた。

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