サッカー Jリーグの「秋春制」への移行 J2ベガルタ仙台が反対

東京, 12月14日, /AJMEDIA/

サッカー、Jリーグがリーグ戦を秋からの開催とする「秋春制」への移行を検討するなか、J2のベガルタ仙台は移行に反対する立場を表明しました。

Jリーグは現在、2月ごろに開幕して12月ごろにシーズンを終える日程でリーグ戦を行っていますが、ヨーロッパの主要リーグが秋に開幕して春に終了する日程でリーグ戦を行っていることや、ACL=アジアチャンピオンズリーグも秋に開幕する日程に移行されたことなどを受けて、Jリーグは「秋春制」への移行を前向きに検討する方針を各クラブに伝えています。

「秋春制」では暑い時期の試合が減ることによるパフォーマンスの向上や、シーズン中の選手の海外移籍が減るなどのメリットが示される一方、寒冷地に本拠地を置くチームからは会場の確保やサポーターの観戦への影響などが懸念されていました。

Jリーグは14日実行委員会を開いて各クラブの賛否を問う投票を行うことにしていて、それを前にベガルタは13日、公式ホームページで板橋秀樹社長名で移行に反対する立場を表明しました。

この中では、Jリーグが示すサッカー界における環境変化などは十分理解できるとしたうえで「冬季における試合開催の困難や集客やボランティア参加の課題など乗り越えるべき課題は山積している状況にある。60クラブ共同で検討作業が続けられている途上にあり、皆が納得感を得られる具体的な解決策が示されるに至っていない」などとしています。

そのうえで「課題解決のめどが立つまでは『反対』を表明せざるをえない」としています。

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