コロナワクチン4回目接種、新たに800万人対象 原発最大9基稼働―岸田首相会見

東京, 7月15日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は14日、首相官邸で記者会見し、新型コロナウイルス感染の「第7波」対策として、4回目のワクチン接種対象に、全ての医療従事者、高齢者・障害者施設職員ら約800万人を追加すると発表した。エネルギー・物価対策では、現在5基が稼働している原発を今冬に最大9基まで稼働させ、需給逼迫(ひっぱく)に備える方針を表明した。
 首相は、まん延防止等重点措置などの行動制限は現時点では行わず、社会経済活動とコロナ対策の両立を図る考えを強調。「最大限の警戒を保ちつつ、社会経済活動の回復に向けた取り組みを段階的に進める」と説明した。今夏の対策として主要な駅や空港で100カ所以上の臨時無料検査拠点を整備すると述べた。
 首相は「世代ごとにめりはりの利いた対策をさらに徹底していくことが必要だ」とし、若年層に向けてワクチンの3回目接種を改めて呼び掛けた。

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