「すずめの戸締まり」コンペ部門に 日本アニメ21年ぶり―ベルリン映画祭

東京, 1月24日, /AJMEDIA/

世界三大映画祭の一つで、2月16日に開幕する第73回ベルリン国際映画祭の出品作が23日発表され、最高賞「金熊賞」を争うコンペティション部門に、新海誠監督のアニメ「すずめの戸締まり」が選ばれた。
 日本作品のコンペ部門参加は、2021年に銀熊賞を受賞した濱口竜介監督の「偶然と想像」以来。アニメ作品では、02年に金熊賞を獲得した宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」以来21年ぶりとなる。選考結果は最終日の26日に発表される。
 主人公の女子高生が災いを呼ぶ扉を閉める旅に出る物語で、日本では昨年11月から公開中。新海監督作品が同映画祭に出品されるのは初めて。
 新海監督は「12年前に日本で起きた巨大な出来事が物語の根底にある。私たちの創作が外部からはどのように見えるのか。自身の耳目で確かめる好機をいただけた」とコメントしている。

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