東京, 03月09日 /AJMEDIA/
生成AI、ChatGPTを開発したアメリカの企業オープンAIは、サム・アルトマンCEOがリーダーにふさわしいとして一時は解任された取締役にも復帰すると発表しました。
オープンAIは8日、サム・アルトマンCEOが去年11月にCEOと取締役を解任されたことに関する調査委員会の調査結果の概要を公表しました。
それによりますと、アルトマンCEOが解任された原因は製品の安全性や開発のペースなどに関する懸念ではなく、前の取締役会との信頼関係の崩壊だと判断したとしています。
取締役会は調査結果を受けて、アルトマンCEOとグレッグ・ブロックマン社長がリーダーにふさわしいと表明し、アルトマンCEOが取締役に復帰すると明らかにしました。
このほか、会社は取締役会に新たに3人が参加することも合わせて発表しました。
グーグルやメタ、アマゾンといった生成AIの開発に力を入れるIT大手各社との競争が一段と激しくなる中で、会社は今後、新たな経営体制のもとで生成AIの開発を進めていくことになります。