J&J製コロナワクチン承認へ 5種類目、公費負担はせず―厚労省

東京, 5月31日, /AJMEDIA/

 米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省の専門部会は30日、薬事承認することを了承した。厚労省は速やかに正式承認する見通しだが、「必要なワクチンは既に確保できている」として、公費で無料となる「臨時接種」には位置付けない方針。
 対象は18歳以上で、国内で使用できるワクチンとしては5種類目となる。政府は同社製ワクチンの購入契約を結んでいない。
 J&J製は、英アストラゼネカ製と同じ「ウイルスベクターワクチン」と呼ばれるタイプ。これまでに承認されたワクチンは、いずれも3~4週間空けて2度の接種が必要だったが、J&J製は1度で済む。
 追加接種としての使用も了承されており、初回から少なくとも2カ月空けて接種できる。一方で、他社製との交互接種については「安全性は評価されていない」とした。

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