53歳エルスに熱視線 石川と回ったレジェンド―男子ゴルフ

東京, 4月27日, /AJMEDIA/

男子ゴルフでメジャー4勝を挙げたレジェンド、アーニー・エルス(53)=南アフリカ=が日本のファンに健在ぶりを示した。茨城県のPGM石岡GCで23日まで行われた欧州ツアー(DPワールドツアー)と日本ツアーの共催大会、ISPSハンダ欧州・日本どっちが勝つかトーナメントに出場。決勝ラウンドの2日間は石川遼と一緒に回り、多くのギャラリーから熱い視線を注がれた。
 エルスは1994年と97年に全米オープン、2002年と12年は全英オープンを制し、11年にはゴルフの世界殿堂入り。今は米シニアのチャンピオンズツアーを主戦場とし、3月のホーグ・クラシックでシニアツアー3勝目をマークした。
 初日は82位。2日目は伸ばし切れずに迎えた終盤、15番でバーディー、パー5の16番はグリーン手前バンカーからの第3打がカップインしてイーグル。39位で予選を通過した。「カットラインだったし、(イーグルが決まって)よかった。週末に残れてうれしい」
 決勝ラウンドは2人一組のツーサムで、3日目は石川との組み合わせになった。石川は11年11月、世界選抜(欧州を除く)と米国選抜が争う団体対抗戦、プレジデンツカップに出場。世界選抜の一員としてエルスとコンビを組んだことがある。ビッグネームとの再会を「すごく楽しかった」と喜び、「ご本人の中ではいろんな試行錯誤があったと思うけど、大きな枠で見ると変わっていないし、安定感が素晴らしい」とリスペクトした。
 ともに同じスコアだったため最終日も同組となり、石川は31位、エルスは68位。石川は「僕のゴルフ、どうですか?と聞こうか迷っていたら、『いい感じだから、そのまま頑張って』と言ってくれた。うれしいですね」と感激していた。

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