複雑なロナルド W杯サッカー・ポルトガル

東京, 12月7日, /AJMEDIA/

 大勝で8強入りしたポルトガルの中で、ロナルドの心境は複雑だっただろう。今大会初めてのベンチスタート。3ゴールのラモスが退いた後半29分から出場し、得点は奪えなかった。
 後半開始直後にウオーミングアップを始めると、歓声が湧き上がった。何度も「ロナルド」コールが起きる。スタンディングオベーションを受け、満を持して登場。直接狙ったFKは相手の「壁」にはね返された。終盤に抜け出してネットを揺らしたものの、オフサイドの旗が上がった。
 サントス監督は、先発を外した理由を「戦略的なもの」と説明した。ロナルドは初戦にPKを決めて史上初の5大会連続得点を記録してから、不発が続く。試合後は選手がピッチで喜ぶのを横目に、足早に控室へ向かった。

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