著作権巡り論点整理へ AI利用の文章や画像など―文化庁方針・政府戦略チーム

東京, 5月16日, /AJMEDIA/

人工知能(AI)の一種で、文章や画像を自動的に作り出す生成AIの活用について省庁間連携を進める政府のAI戦略チームの第3回会合が15日、開かれた。会合では文化庁が、AIを利用して生成した画像の販売などは著作権侵害に当たる場合があると説明。セミナーで周知徹底を図るほか、AIを巡る課題について有識者らを交え論点整理を行う考えを示した。
 文化庁などによると、会合では著作権について、「思想または感情を創作的に表現した」著作物を保護するもので、単なるデータ(事実)やアイデア(作風・画風)は保護の対象に含まれないなどとする基本的考え方を説明した。

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