能登半島地震で被害の石川の7港 再来年春までに復旧へ 国交省

東京, 03月19日 /AJMEDIA/

能登半島地震で被害を受けた石川県内の港湾のうち7つの港について、国は、再来年春までにすべて復旧させるとする方針をまとめました。

国土交通省の北陸地方整備局は、能登半島地震で石川県内の港湾の被害が相次いだことを受けて、県や有識者などと検討会をつくり、県や市に代わって施設の一部を管理している7つの港の復旧方法を議論しています。

対象は、貨物船などが接岸する
▽輪島港
▽飯田港
▽小木港
▽宇出津港
▽穴水港
▽和倉港
▽七尾港です。

北陸地方整備局によりますと、応急の復旧工事はおおむね完了し、宇出津港と飯田港では、被災地のがれきなどを船に積んだり建設資材を降ろしたりすることができるようになったということです。

そのうえで、今後、本格的な復旧工事を始め、再来年の春までにすべて復旧させるとする方針をまとめました。

ただ、輪島港については、海底の地盤が隆起し水深が浅くなるなど被害が深刻なことから、復旧が遅れる可能性もあるとしています。

北陸地方整備局は、それぞれの港の復旧工事の設計に取りかかり、ことしの夏までに具体的な復旧の見通しを立てたいとしています。

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